ジオ&みずはくツアー2024「扇状地の施設を訪ねよう。」
活動報告
2025年01月31日
暖かい冬空のなか、バスは富山駅北口を出発しました。車窓から、雪を冠した北アルプス連峰の山々や、弥陀ヶ原の雪原、剱岳を見ながら黒部へと向かいました。
最初の訪問施設は「YKKセンターパーク」です。丸屋根展示館に入り「ウエルカムホール」の大スクリーンに映し出されたYKKの工場や施設、黒部川扇状地の迫力ある映像をみました。ファスナーづくりや窓づくりそして製品群をガイドさんから説明を聞き、技術の高さに感心しました。
昨年の11月にオープンしたYKKAP技術館では技術館の職員でYKKAPのOBの方から丁寧な説明を聞きました。YKKAPの歴史を映像で見た後、迫力ある内製化した押し出し機や、施工したカーテンウォールのビル群、戸車やクレセントなどの部品の製造工程など技術の変遷を見ることができました。
黒部市吉田科学館で学芸員の方から科学館の説明を聞き、プラネタリウム体験をしました。昼食を食べた後、
黒部市歴史民俗資料館「うなづき友学館」では「愛本刎橋」の映画を見た後、企画展示コーナー「驚異の名橋愛本刎橋」を見学し、刎橋の歴史や構造を知ることができました。。
最後の訪問施設は黒部市地域観光ギャラリーです。県東部の大きなジオラマを見ながら立山黒部ジオパークの概要を聞きました。高低差4,000mの地形、黒部川が何万年もの歳月をかけてつくった扇状地、そして富山湾。豊富な水の恩恵をうけている私たちは幸せだと感じました。
また、改めてゆっくりと施設を巡りたいと思いました。