ジオ&みずはくツアー「扇状地の春を散策しよう」開催報告
お知らせ
活動報告
2024年03月16日
暖かい晴天の中、満員のバスは黒部の春を探しに走り出しました。「松桜閣」では、「キクバオウレン」の可憐な白い花や、数年見ることが出来なかった白い「ショウジョウバカマ」を見ることが出来、参加者の皆さんは競って写真に収めていました。「宮野山運動公園」では広大な扇状地を眺めながら、流水客土の説明を聞いて散居村の風景を楽しみました。ここは「ももクロ」の聖地で数組の親子連れが遊びに来ていました。「桜並木」の芽が膨らみはじめ春を感じました。名水街道を通り、あいの風富山鉄道生地駅前の「清水の里」で「氷河の一滴」の入った冷たくておいしい水を味わいました。なぜ、冷たくておいしいのかの説明を聞き納得しました。「黒部市吉田科学館」での昼食後、「杉沢の沢スギ」に向かいました。期待していたピンクの「ショウジョウバカマ」を見つけて歓声があがりました。暴れ川の水害から守る、霞堤や水制工の話を聞きながら、黒部川堤防の右岸を扇頂部に向けてバスは走ります。「墓ノ木自然公園」では、「ミズバショウ」や「ヤドリギ」・「フキ」そして「ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、タネツケバナ」など春の花を沢山見つけることができました。「愛本橋」周辺では楽しみにしていた「コシノコバイモ」の可憐な花を見つけることができました。まだ早い春の息吹を感じた楽しいツアーでした。
松桜閣「白いショウジョウバカマ」
愛本橋周辺「コシノコバイモ」